どんな人が派遣に向いているのか

派遣とは、派遣会社に登録して派遣先の企業へ派遣されて働く働き方のことを指します。時給が高いことや柔軟な働き方ができることで人気がありますが、派遣が向いている人には特徴があります。

派遣社員は有期雇用の場合がほとんどなので、長くとも3年まで派遣先の企業で働くことが可能です。契約期間が終了すれば、基本的にほかの派遣先へ移動することになります。

そのため、同じ仕事を続けると飽きてしまう人、仕事内容や環境に変化を求める人にとって、派遣の働き方が向いていると言えるでしょう。早ければ、数ヶ月単位で別の派遣先へ移ることも可能だからです。

また、派遣先の企業にとって派遣社員というのは、自社の社員ではないために責任を課すことがありません。残業や休日出勤もなく、もちろん与えられた仕事は責任を持ってこなす必要がありますが、仕事上の責任や重圧を背負わされることはないのです。

そうしたことから、派遣社員は仕事の重圧を感じることがありません。仕事以外の時間を自分のスキルアップや、趣味の時間に当てて充実させたいという人にも派遣は合っているでしょう。

一方で、仕事に対して積極的に自分のスキルを磨いていきたい人にも派遣社員の働き方をおすすめします。企業側は派遣社員に即戦力を求める場合が多いため、自分の得意分野を磨けばより良い条件の派遣先で働くことができる可能性も広がります。派遣先に実力を認めてもらえれば、派遣から正規雇用という流れもあり得るでしょう。